このページでは、若手社員の育成を考えている人事の方向けに、情報をまとめています。
自律型人材は、変化に素早く対応しながら能動的に成果を生み出せる存在です。企業が模倣されにくい競争力を築くうえで、こうした人材の定義を明確にし、全社的に共有することが欠かせません。
指示待ちでなく、自ら問題を捉え解決に動く人材が増えるほど、新たな価値創造やイノベーションが生まれやすくなります。
自律型人材が育つには、挑戦を歓迎し、失敗を糧にする文化が不可欠です。個人の発想や意見を尊重し、自由に声を上げられる雰囲気を整えることで、若手も積極的に行動しやすくなります。こうした環境では周囲のサポートも得やすく、次世代の自律型人材が継続的に生まれる好循環が生まれます。
研修では、自律型人材の具体像と行動指針を提示し、自分で課題を見つけて解決策を考える力を養います。これに評価制度を連動させることで、身につけた知識が実務で生きるようになるのがポイントです。
単なる座学にとどまらず、現場での実践を促す仕掛けを備えれば、育成効果をさらに高められます。
組織を支える重要な存在である若手社員にとって、日々の業務をこなしながらも新しい知識やスキルを継続的に身につけることは欠かせません。
これを実現するためには、落ち着いてリスキリングに取り組める環境を整えることが大切です。 若手ならではの役割やリーダーシップを体系的に学べる研修を活用することで、組織全体の成果や競争力をより一層高めることが期待できます。
若手社員の離職率が高止まりし、キャリア形成への相談先や周囲からのフォローが不十分なまま、短期的な目標達成に追われる状況が続いていた。
社員満足度調査でも「若手に元気がない」という結果が示され、成長実感や働きがいを見いだせない社員が増加。組織として、若手が自らの将来を見据えながらモチベーションを高め、主体的に行動できる環境づくりを進める必要に迫られていた。
ゲーム形式でモチベーションの理論を体感することで「自分で動機づけをコントロールできる」と気づく受講者が増えた。
研修終了後に立てた行動計画を実践する割合は半数に上り、若手同士や上司との共通言語も生まれた結果、自己成長への意欲や仕事への満足度が高まっている。さらには、人材育成部門も個々に寄り添う姿勢を強化し、若手社員が前向きに活躍できる風土を形成する手応えが得られている。
急成長と専門性の高さゆえ、各人が仕事を抱え込みがちになり、メンバー間のコミュニケーションが不足していた。
離職者の増加に伴い、若手は「このままで大丈夫か」と不安を抱くようになり、所内全体にも暗い雰囲気が漂い始めた。声を掛け合う風土が十分に育たず、チームとしての連携や知見の共有が進まないため、若手の成長意欲や意見が活かされにくい状況に陥っていた。
サーバントリーダーシップを軸にした研修を通じ、若手が自ら声を掛け合う風土を育てる一歩が踏み出された。リーダー任せではなく、メンバー同士が互いを支え合う姿勢を学び、所内の雰囲気は格段に明るく変化。
仕事の目的を共有しながら協働することで、それぞれの専門性を補完し合う場面が増え、相談や意見交換もしやすくなった。結果としてチーム全体が主体性を発揮し、若手が積極的に成長機会をつかむ土壌が形成されている。
生産人口の減少や働き方改革といった背景から、若手社員の早期戦力化は不可欠ですが、若手社員の育成にあたっては「業務の繁忙などにより、若手社員の指導・育成にかけられる時間が不足している」、「若手社員が気軽に相談できるメンターやOJTの指導役となる社員がいない(不足している)」、「若手社員を指導・育成しても会社をやめてしまう」などの課題が山積し、難しい側面があります。若手社員側の価値観の多様化も、指導側とのギャップを生んでいる可能性もあります。
こうした問題が多岐にわたるからこそ、社内リソースで成果を出すのが難しい要因です。一つひとつの課題を認識しつつ、適した采配を振るい、適した落とし込みを行うのを社内だけで行うのは容易ではありません。
自律型人材の育成で、
多数の大手企業を組織変革に導く
レアリゼは社員研修・人材育成に秀でた企業で、組織や受講生の課題に合わせたオーダーメイド研修を提供。サーバントリーダーシップを推奨しており、これまで富士フイルムやベネッセ、ソニー、NTTなど大手企業の組織変革に導いた実績があります。
代表の真田氏は、これまで組織変革や人材育成に関する書籍を多数出版し、セミナーにも引っ張りだこ。サーバントリーダーシップ協会を自ら設立し、理事長を務めています。
中堅社員向けの研修を充実させることは重要ですが、組織としての競争力を高めるには、全社員が成長できる仕組みづくりが欠かせません。
若手や管理職を含めたあらゆるレイヤーが連携しながら学び合うことで、変化の波にも柔軟に対応できる強い組織へと進化します。
単に特定の層のみを育成するのではなく、全社的にスキルや知識を共有し合う環境を整えることで、相乗効果が生まれ、企業全体の成果や競争力を持続的に高めることができるのです。
受け身、メンタル不全、離職…。若手社員が陥りがちな問題です。若手社員の育成は、ますます難しくなっています。
だからこそ、ノウハウが求められます。社内でいろいろやったもののうまくいかない、という企業は外部の力を借りることをおすすめします。
HR総研による若手社員の育成に関するアンケートによると、若手社員に物足りないと感じるスキルは1位が「ストレスマネジメント」2位が「リーダーシップ」、3位が「課題解決力」でした。
ストレス耐性が低く、受け身の姿勢が強く、課題解決能力に乏しい。それぞれの共通項を考えると、「自律」という言葉が連想されます。いま、若手社員は自律型人材から少し遠い状態になっているかもしれません。
アンケートの概要
引用元:レアリゼ公式HP https://www.realiser.co.jp/
レアリゼは組織課題解決のための社員研修、人材育成の専門企業です。代表の真田氏は日本サーバントリーダーシップ協会を設立し、現理事長としてサーバントリーダーシップの普及を通じてさまざまな分野のリーダー育成に注力しています。
レアリゼはよくある研修会社ではありません。長年にわたり心理学や脳機能、進化生物学などを研究し、「人の行動メカニズム」を体系化。人は理屈では動かないと知っているからこそ、本当に効果のある研修や人材育成のサービスを提供できるのです。
富士フイルムやベネッセ、ソニー、NTTといった日本を代表するさまざまな大手企業の人材育成に関与していることが、レアリゼの人材育成・研修の質の高さの証明と言っても過言ではないでしょう。
真田 茂人氏
必要になるのは
目的意識と巻き込み力
上司に言われたことをただやるだけでなく、自分で考えて行動する自律型人材になる必要があります。そのためには、仕事の目的を意識して取り組むことが必要です。
同じく、周囲の人の力を借りながら仕事を進める巻き込み力も必要です。どうすれば、人に協力してもらえるか、そのために自分は他人にどう働きかけるのか。つまり、若手としてのリーダーシップを身につけられる研修を実施しています。